全日本ノルディック・ウォーク連盟

ノルディック・ウォークとは

ノルディック・ウォークの歴史

1930年頃 フィンランドのクロスカントリースキー選手の夏場のトレーニングに使われるようになる。
1980年頃 フィンランドではレクレーションとして楽しむ人も。
1990年代 下半身だけではなく、腕、上半身を大きく使うので、その運動効果の高さを見直すようになり、このウォーキングを独自のスポーツとしてとらえるようになってきた。
1997年 フィンランドで、このウォーキング手法を「ノルディックウォーキング」と呼ぶことが提案されました。
この年がノルディックウォーキング元年と言えるかもしれません。
2007年
12月
日本で(社)日本ウォーキング協会内に「ノルディック・ウォーク専門部会」を設立。
指導員の育成事業をスタート。
2009年
10月
(社)全日本ノルディック・ウォーク連盟が組織が設立。

現状

  1. ただ歩くより、ツールを使って歩く楽しさ。
  2. 膝、腰への負担が軽減され、楽に長く歩ける。
  3. 高齢者には介護予防の一助にもなる。
  4. リハビリテーションのゴールの完成度を高める。
  5. 手法によっては激しいスポーツとなりうる。

期待

高い運動効果

ノルディックウォーキングは、通常のウォーキングに比べ、消費カロリーが20%アップし、膝や腰を守りながら続けられる有酸素運動でメタボ予防、対策に格好の運動と言えます。まず、継続する習慣をつける必要があります。

正しい歩行法の習得

ノルディックウォーキングは、ほぼ全身の筋肉を使うので歩き次第では激しい運動となり故障にもつながります。そのためにはまず正しい歩き方をマスターする必要があります。

安定した歩行の確保

左右対称にポールを突いて歩くので、歩行が安定し背筋が伸び歩行態様が良くなるので、もっと積極的にリハビリテーションや介護予防に利用される ようになると考えられます。

認知症予防への期待

通常のウォーキングに比べ上肢を使うという動作が加わるノルディックウォーキングは、脳に対する刺激はウォーキングに比べ強まり、今後の研究に待つことが多いのですが認知症の予防と治療に大きな期待が持てます。

<以上は、「驚異のノルディックウォーキング」著:(社)全日本ノルディック・ウォーク連盟学術委員長 医学博士 松谷之義 より抜粋>

ノルディック・ウォーク、認知症改善に成果

ノルディック・ウォークを医療に応用している医師らが、鳥取県湯梨浜町で10日、「日本ノルディック・ウォーク学会」の第1回大会を開いた。医師たちが高齢者のリハビリや認知症の症状改善などで成果が上がっていることを報告した。(後略)

<2012年11月11日付「東奥日報」より>

青森県におけるノルディック・ウォーク

2009年
6月〜
「大鰐ノルディックサポート」設立
2011年
5月〜
「岩木青少年スポーツセンター」で児童生徒を対象とした「体験会」が開催される。
2014年
4月〜
「青森県ノルディック・ウォーク連盟」及び「五所川原ノルディック・ウォーク倶楽部」設立。

※上記以外に「青い森ノルディックウォーキングクラブ」や「くろいしノルディックウォーキングクラブ」等がそれぞれ活動している。

ノルディック・ウォークを始めよう!

「ノルディック・ウォーク」をはじめたい方、興味を持たれた方、まずはお問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。

青森県ノルディック・ウォーク連盟へのお問い合わせ
地図を表示